「ジムに入会したけど、仕事帰りに行くのがしんどくて結局続かなかった…」
そんな経験、ありませんか?
実は、ジムに通い始めた人の約7〜8割が1年以内に辞めてしまうと言われています。
続かない理由は意志の問題ではなく、生活リズムや心理的な負担にあることがほとんど。
この記事では、仕事終わりにジムが続かない人の“よくある原因”と、今日から実践できる解決策をご紹介します。
ジムに行けなくても、自宅でできる便利な選択肢もあるので、きっとあなたに合った方法が見つかりますよ!
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ジムを辞めてしまう人の割合(参考データ)
「せっかく入会したのに、もう何ヶ月も行ってない…」
そう感じている方、ご安心ください。
実はジムに入会した人のうち、7〜8割が1年以内に辞めていると言われています。
さらに、フィットネスクラブ関係者の話では、3ヶ月以内に通わなくなる人が全体の50%以上というケースもあるそうです。
興味深いのが、「幽霊会員(=会費を払っているが全く通っていない人)」が全体の3割以上いるというデータ。
つまり「お金だけ払い続けて、結局ほとんど運動できていない」という人が非常に多いのです。
- 約7割〜8割の人が1年以内にジムを辞めている
出典例:民間調査会社やフィットネス業界誌のアンケート - 最初の3ヶ月で辞める人が全体の50%以上
特に多いのは「1〜2ヶ月で行かなくなる」ケースです。 - 「幽霊会員(会費を払っているが通っていない)」は全体の3割以上
→ 会費を払っているのに通っていない人がかなり多いです。
なぜ仕事帰りのジムは続かないのか?【4つの理由】
なんとなく行きたくないと思う方が多いかと思いますが、どうして自分がジムに行けないのかをしっかり理解しておくことは大切です。
理由を明確にして、対応策を取っていきましょう!
1. 疲労とストレスで「行く気力」が残っていない
仕事が終わった瞬間、人は一気にエネルギーを使い果たします。
特に以下のような状態では、脳が“ジムよりも帰宅”を優先するように命令します。
- 残業や会議でぐったり
- クレームや人間関係のストレスで精神的に消耗
- 天気が悪い、寒い、暑い…などで移動そのものが負担
これらが積み重なると、「今日はいいや…」という日が増え、やがて“行かない”が習慣化します。
モチベーションではなく“回復”を求めるのが自然な反応なんです。
2. 着替えや荷物など、準備にかかる労力が意外と大きい
ジムに行くには、運動ウェア・シューズ・タオル・ドリンクなどの用意が必要です。
仕事用の荷物に加えてこれらを持ち歩くのは、特に公共交通機関を使う人にとっては大きな負担。
さらに…
- ロッカーでの着替え
- トレーニング後の汗対策(シャワー、メイク直しなど)
- 濡れたウェアを持ち帰る手間
など、“運動以外”の部分での疲労感が積もってしまいます。
「ジムに行く=小さなイベント1個分のエネルギー」が必要という状態です。
3. 混雑や他人の視線がストレスになる
多くのジムは18時〜21時が混雑のピーク。この時間帯は以下のような問題が起こりがちです。
- マシンや器具が空かない(順番待ちが発生)
- パーソナルスペースが狭くて気を使う
- 周囲のトレーニーと比べて自信を失う
- 「このフォーム、変じゃないかな?」と不安になる
特に運動初心者の方にとっては、こうした“見られている感覚”や“できていない不安”が大きな心理的負担になります。
結果的に、「ジム=ストレスの場所」という印象になり、足が遠のいてしまうのです。
4. 時間的な余裕がなく、スケジュールが圧迫される
ジム通いには「通う時間+着替え+トレーニング+シャワー+帰宅」と、意外と1.5〜2時間以上かかるのが現実です。
その間に夕食や家事をこなす時間も必要となると、日常生活との両立が難しくなり、継続の障壁になります。
特に以下のような方にとっては厳しいものです
- 夕食の時間を固定している家庭持ちの方
- 翌日の仕事に備えて早めに寝たい方
- 通勤時間が長く、帰宅が20時以降になる方
「行きたいけど時間がない」と感じているうちに、やがて足が遠のいてしまいます。
仕事終わりのジム通いが続かないのは仕方ない
「疲れて通えない」「準備が面倒」「周りの目が気になる」「時間がない」――
どれも“自分に甘いから”ではなく、誰もが抱えるごく自然な理由です。
だからこそ、頑張りすぎず、自分に合った運動のスタイルを見つけることが大切になってきます。
ジムが苦手なら自宅でトレーニングという手もあります。どっちが自分に合っているかは以下の記事で解説しています。

仕事終わりにジムに通うコツ7選【習慣化のポイント】
とはいえ、「行かなきゃ」と思うだけでは、なかなか習慣にはできませんよね。
そこでここからは、仕事終わりでも無理なくジム通いを続けるための“ちょっとした工夫”を7つご紹介します。
今日から始められるシンプルなコツも多いので、自分に合ったものからぜひ試してみてください。
① ウェアや荷物は前日に準備しておく
「行こうかな…でも荷物がない」
そんな言い訳を防ぐには“前日準備”がカギ。
- ジム用バッグは前日に玄関にセット
- ウェア・タオル・シューズ・水など、必要な物をまとめておく
- 翌朝に迷わず家を出られる状態にする
準備ができていると、気持ちのハードルも下がり、「行くのが当たり前」の流れを作れます。
② ジムに直行するルートを生活動線に組み込む
一度帰宅すると「今日はやめようかな」となりやすいので、“寄り道スタイル”でジムを日常に組み込むのがコツです。
- 「会社→ジム→帰宅」の動線を固定
- 曜日を決めて“通う日”をルーティン化
- 途中で寄れるコンビニやカフェをセットにして、楽しみを増やす
動線の中にジムを“組み込む”ことで、意識せずに通えるようになります。
③ 仕事終わりの時間帯に“予約”を入れておく
人は“自分で決めたこと”よりも、“予約された予定”の方が守りやすいもの。
- ジムのスタジオプログラムやパーソナルトレーニングを事前予約
- カレンダーに「ジム18:30~」と予定をブロック
「予約してるから行かないと」という半強制力が、継続の助けになります。
④ とにかく短時間で済ませる
「1時間トレーニングしなきゃ」と考えると、気が重くなりがち。
でも、たった15分でも行動すれば、習慣化につながります。
- ランニングマシンでウォーキング15分だけ
- ストレッチだけして帰る
- 上半身の日・下半身の日などで分けて30分以内に終える
「少しでも行けた自分」を積み重ねていくことが、やがて大きな成果になります。
⑤ とりあえずジムに行ってみる
気分が乗らない日でも、まずは“ジムに行く”という行動を先にすることが大事です。
- 行ったら意外と気分が上がった
- 「せっかく来たし少し動こう」という気になった
- ストレッチだけでも「行ってよかった」と思えた
ジムに行くこと自体が“スイッチ”になります。迷うより、とにかく一歩を踏み出してみましょう。
⑥ 週2〜3日だけと決めて「頑張りすぎない」
「毎日通おう!」と意気込むほど、挫折しやすくなります。
続けるためには、“やや物足りないくらいの頻度”がちょうどいいです。
- 「火曜・金曜だけジム」と曜日を固定
- 「今週は2回行ければOK」と目標を小さく
- 他の日は“休んでOK”と自分に許可を出す
習慣は“頑張りすぎないこと”から生まれます。
⑦ どうしても無理な日は“自宅トレ”に切り替える
どんなに意欲があっても、疲労や予定の都合で行けない日はあります。
そんなときこそ、「行けない=ゼロ」にならない工夫を。
- YouTubeでストレッチ動画を5分見る
- オンラインフィットネスで軽くヨガ
- 寝る前に軽く体を動かすルーティンだけでもOK
「ジムに行けなかったけど、今日はこれだけやった」と思えれば、自己肯定感も習慣も続きます。
家の中で歩き回るだけでも立派な運動!室内ウォーキングのコツは以下の記事で解説しています。

どうしても仕事終わりのジムが続かない人は?
時間や気力の問題で「やっぱりジムは無理かも…」という場合、無理に通う必要はありません。
改めて、自分が何のためにジムに通っているかを見直して、ジムに通う以外の選択肢を考える事も必要です。
最近では、自宅で動画やライブ配信を見るだけのオンラインフィットネスも人気で、ジムになかなか通えない人の大きな味方となってます。
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【結論】仕事終わりのジム通いは“工夫次第”で必ず続けられる!
ジムが続かないのは、あなたの意志が弱いからではありません。
仕事後のジム通いは、そもそも続けにくい環境なんです。
だからこそ、自分に合った方法・続けやすい環境に変えることが成功の鍵。
自分にできる方法で、運動習慣を継続していくことが一番大切ですよ!
